意識の中心にピントを合わせる
ハートヨガ

― 愛の中心へ ―

日曜の午後、
日常の音量を少し下げて
呼吸とからだに
意識を向ける時間です。

このクラスで大切にしている
「ハート」は、
感情や気分のことではありません。

全体を想う愛の意識。
存在の中心となる場所。
そこにピントを合わせます。

それは、
いつもそこにあり、
状況や出来事によって
揺れ動くものではない、
意識の場所です。

何かをがんばったり、
うまくやろうとしなくて
大丈夫。

評価や役割、
「こうあるべき」という考えを
少しだけ脇に置きながら、

いまの呼吸とからだを通して、
意識の中心に立つ感覚を
思い出していきます。

思考とは別の感覚に、
ふと切り替わることがあります。

それは、
より大きな視野に立つ自分と
いのちの奥にある意志が
ひとつにつながる、
入口のようなひととき。

このクラスでは、
やさしいガイダンスのもと、
呼吸法と瞑想を行います。

何かを考える時間ではなく、
愛の中心に立ったまま、

地球や、いのちの流れ、
その奥にある
大きなつながりと

どう関わっていくのかを
からだで確かめていく時間です。

ハートヨガは、
次に進むための準備を
急いでする場ではありません。

けれどこのヨガのあとに、

「これまでと
同じ立ち位置ではいられない」

そんな感覚が、
自然に生まれることもあります。

それは、
意識の重心が
個から全体へと
移り始めている合図
かもしれません。

特別な知識や経験は
いりません。

カフェスローのやさしい空間で
日曜午後のヨガタイム。

このひとときは、
その日の流れを
無理に変えたりはしません。

カフェでお茶をしたり、
余韻のまま家に帰ったり。

そんな流れの中にある、
ひとつの場です。